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〒160-0017 東京都新宿区左門町20 四谷メディカルビル2F

診療内容

頭痛外来

日本人の3人に1人は頭痛持ちと言われています。
頭痛は片頭痛や緊張型頭痛のような慢性頭痛症と脳腫瘍や脳出血など脳や頭部の病気の症状として出てくる頭痛との鑑別が重要です。

当院では、片頭痛などの慢性頭痛(いわゆる頭痛持ち)の方に対して神経内科専門医、頭痛専門医が的確に問診と神経学的診察をおこないます。 必要に応じてCTやMRI撮影を計画し、正確な診断を行ったうえで、適切な治療法をお勧めします。

日常生活に影響があり、治療が必要な慢性頭痛として次のものがあります。

【片頭痛】

片頭痛は頭の片側に起きることが多く、ズキンズキンと脈を打つような強い頭痛が4~72時間続くのが特徴で、7割以上の人が生活に支障が出ているといわれています。 日常的な動作で頭痛は増悪し、吐き気や嘔吐を伴い、光や音が気になることもあります。 ギザギザした光がみえたり、視野の半分が欠けるような前兆を伴うこともあります。

日本人の全年齢での有病率は8.4%程と推測されており、特に女性に多く、30代女性では5人に1人は片頭痛持ちといわれています。 社会生活に大きな影響を与えることが多いため、適切な治療が必要です。 治療法としては、薬物療法と日常生活の指導が中心となります。 適切な薬を適切なタイミングで内服することにより、頭痛のコントロールを行います。

片頭痛

【緊張型頭痛】

緊張型頭痛は、頭の両側や全体に締めつけられるような痛みや重だるい痛みが数十分から数日継続するのが特徴です。 通常、嘔吐などはなく、日常的な動作での頭痛の増悪はありません。日本人の有病率は22.4%で、頭痛の半分以上はこのタイプといわれています。

首周りの筋肉の緊張や頸椎の疾患、心因性のストレスなども誘因となります。 治療法として、薬物療法や運動療法、神経ブロック療法などの適応があります。

緊張型頭痛

【群発頭痛】

群発頭痛とは、片側の目周囲や側頭部にえぐられるような発作的な激痛が15分から3時間続くことが特徴です。 頭痛発作中は、目の充血、涙や鼻水が止まらなくなるなどの症状を伴います。このような頭痛が数週から数か月の間、毎日のように頭痛がおきます。 頭痛発作は、深夜に起こりやすく飲酒などが引き金となります。

群発頭痛は男性に多く、1000人に1人ほどの有病率と言われています。 急性期においては適切な内服薬や注射などで頭痛をコントロールすることが重要です。

緊張型頭痛

【その他の頭痛】

薬剤の使用過多による頭痛、後頭神経痛、帯状疱疹、副鼻腔炎、蓄膿症、貧血による頭痛、低髄圧症候群、三叉神経痛

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